やっぱり、難しいですね。 話変わって、先の超対称性素粒子ですが、 それがあると、ひも理論で計算式が上手い具合に打ち消し合って、発散が無くなる、、様に訊いた事が あります。 超対称性の証拠って、何も無いのでは無いですか? 個人的には、ひも理論って中途半端な理論で、とてもそこで必要だと言われても、とても怪しく思います。 最近、超対称性自体、有ると信じている人は多いのでしょうか?
超対称性が実際に何を打ち消すのか、弦理論との関係、LHC以後の研究者の見方を分けて確認します。ここは「証拠」と「理論上の魅力」を混同しやすい所です。
ご記憶には正しい部分がありますが、いくつかの話が混ざっています。
最も重要な修正は、超対称性がないと素粒子論の計算が発散して成立しない、ということではない点です。標準模型は超対称性なしでも繰り込み可能で、非常に精密な予測ができます。
超対称性の主な魅力は、発散をすべて消すことよりも、ヒッグス粒子の質量を不自然なほど細かく調整せずに小さく保てることでした。
量子場の理論では、ヒッグス場の周囲に仮想粒子のループが現れ、その質量に補正を与えます。
通常のフェルミ粒子による補正は模式的に、
$$ \delta m_H^2 \sim -\frac{g^2}{16\pi^2}\Lambda^2 $$
ボース粒子による補正は、
$$ \delta m_H^2 \sim +\frac{g^2}{16\pi^2}\Lambda^2 $$
となり、符号が逆です。
超対称性では、各フェルミ粒子にボース粒子の相棒、各ボース粒子にフェルミ粒子の相棒があるので、